工作(Time Capsuleの修理)

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電源が入らないというTime Capsuleの修理を頼まれたので似たような人のために工作手順を残す。Mac使いじゃないけど。 ネット上ではコンデンサ不良によるものらしいのでおそらく十中八九はこれもそれが原因だろう。

分解1 本体底面のゴム部をドライヤーであぶって温めて、接着剤を剥がれやすくする。最初にマイナスドライバーなどで端を引っかけてから根気よく剥がす。
分解2 シールド部分が露出するのでネジをすべて外す。小さなネジなので紛失に注意。剥がしたゴムの上に置いておくと接着剤に張り付いて良い感じ。
分解3 電源部のコネクタを取り外して、電源部分を取る。覆っている絶縁用と思われる黒いプラスチックフィルムは熱のせいでボロボロになっているので全部取っ払う。作業がしづらいので自分の場合はHDDのシリアルコネクタと電源ケーブルも外してHDDも取り外したけど。
分解4 交換部分のコンデンサを確認。右から2つめと3つめ。外観ではあまりわからないが微妙に妊娠してるっぽい。
分解5 裏面のパターン。該当部分が焦げてる。基板も心なしか変色しているような。こんな窒息ケースに入ってたんじゃまぁそうなるわな…(´Д`)
分解6 あっという間にコンデンサ交換。に見えるけど地味にここまで大変。古いコンデンサについてた絶縁と接着用と思われるセメダインみたいなのをカッターとラジオペンチでゴリゴリ取った後、コンデンサの足の半田を溶かして、コンデンサをラジオペンチでグリグリしながら取って、抜けた部分に残った半田を半田吸い取り線で除去してから新しいコンデンサに交換。30分くらいかかった(´Д`)コンデンサは極性に注意。まぁこの写真の向きに取り付ければ大丈夫…なはず。コンデンサは6.3V、1500μFが2つ。
分解7 適当でも抜けなくて他の配線パターンに半田が載ってなきゃ大丈夫…。だけど細かいから作業しずらいので半田ごてのこて先は細い方が良いかも。あとなかなか半田が溶けないので半田ごては50Wを使った。
分解8 パリパリになった絶縁フィルムを除去した裸の状態で再セットするのは漏電の恐れがあるので適当にあったゴムシートで巻いてビニールテープで固定して絶縁処理。この状態で通電テストして起動確認。
分解9 古いコンデンサと新品のコンデンサの比較。純正が上で中国製。交換品が下で日本製。なんか大きさと良いクオリティかなり違…。
分解10 修理完了。けど窒息ケースに入ってるので直ったって言っても爆弾抱えた状態だなぁこれ。コンデンサを日本製に変えてゴムシート除去したから前よりは持つとは思うが…。あとは知らん。

熱が出る電源部の側にファンがあるものの、ファンの空気の逃げ場はなく、シールド部分に押しつけてヒートシンク代わりにしてると思いきや放熱部分を兼ねてるシールド部分にゴムシート貼るとか設計者は頭おかしい。いくらデザイン優先とはいえこれ耐久性ガン無視やん…。交換したコンデンサは1つ100円が2つで200円也。既に修理の受け付け終了しているけど修理というより交換?したらHDDのデータは保証されない上に3万↑コースだとか。おいらは林檎な会社とは関わらんとこ…。デスクトップは自作かBTO、ノートとかタブレットは台湾製で十分とです…。

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